台湾の電子・情報システム産業の発展に対する、関連外国企業の貢献を讃えるため、経済部（日本の経済産業省に相当）は19夜、台湾北部の台北市内で「2014電子情報システム国際パートナー実績優秀企業受賞式および謝恩レセプション」を開催した。杜紫軍部長（経済産業大臣に相当）から、「技術付加価値パートナー」、「ソフトウェアインテグレーションパートナー」、など6つのカテゴリーの賞が、外国企業18社に授与された。
財団法人資訊工業策進会（III、トリプルアイ）産業情報研究所（MIC）の調査によると、電子・情報システム産業の関連外国企業による台湾からの調達金額は今年、936億7,000万米ドルに達する見込みで、前年から約20億米ドル成長、うちスマート型ハンドヘルドデバイスと半導体産業の金額が最も増加額が多かった。
経済部は2012年から、「IPO（国際調達拠点）アワード」のモデルチェンジを図り、台湾と外国企業の関係をこれまでのようなハードウェアの調達だけでなく、ソフトウェアシステム、システムインテグレーション、アプリケーションサービスなど多元的なパートナーシップへと徐々に発展させている。今年の受賞企業はすべてこの方向性に沿って事業展開している。また、多くの台湾企業と外国企業との協力プロジェクトも、台湾の情報通信産業のモデルチェンジに大きく貢献している。