行政院(内閣)は20日、国防部(日本の防衛省に相当)がまとめた「兵士志願制推進仮規則」草案を承認(閣議決定)、立法院(国会)での審議に送られた。
この草案は、兵士志願制政策の目標達成を目指し、健全な募集と人材引き留めのインセンティブについて、「待遇・尊厳・前途」の面から、必要な関連措置を策定したもの。具体的には現役の兵士の福利や学習、資格訓練、および退役者の就学、就業補助といった項目を定め、若者の軍志願を奨励し、長期にわたり定着しやすい環境を整え、人材を安定的に確保するとともに、整備された関連法を基礎として、兵士志願制を円滑に推進し、社会の期待と政府のニーズに合致させることを目指す。