経済部(日本の経済産業省に相当)統計処が24日発表した10月の工業生産指数は、10月としては単月過去最高の112.56ポイントだった。欧米のクリスマスシーズン向け受注がけん引し、前年同月比8.97%増加した。
うち、電子部品、パソコン・電子製品および光学製品、機械設備などの3業種は、同月の工業生産指数が軒並み前年同月比2桁成長と際立ち、伸び率はそれぞれ16.34%、17.69%、14.93%だった。
さらに、電子部品のうち、集積回路(IC)の工業生産指数は同月164.18ポイントと、4カ月連続で過去最高を記録。前年同月比成長率は32.47%に達し、電子部品全体の指数を過去2番目の高さに押し上げた。