韓国のソウル国際発明展示会で台湾がトップの成績を上げた。今年の同展示会には34カ国から1000点近い作品が出展。台湾からは214点、268人が参加し、代表団の規模は最大だった。
特別賞を受賞した「防水コンセント」は、台北城市科技大学電機学科の蔡彦欣准教授らが研究開発したもので、ナノレベルの防水分子材料を利用して、コンセントの上に薄い膜をコーティングすることで濡れたり湿ったりすることを防ぎ、漏電を防止する。また、異物を差し込んでも感電しないようにした。
「防水コンセント」はすでに米国、中国大陸、台湾で特許を取得して量産されている。