行政院(内閣)大陸委員会(陸委会)は、台湾海峡両岸交流を行う民間団体との連絡を強化するため、行政院中部聯合サービスセンターと2日、南開科技大学(台湾中部・南投県)で、「2014年度民間団体両岸交流シンポジウム」を開催した。同シンポジウムでは、どうすれば両岸交流活動を通して台湾のソフトパワーと自由民主、人権、法治の核心的価値を発揮できるか、政府と民間団体の交流を強化できるかについての討論が重点。
行政院中部聯合サービスセンターの侯恵仙執行長は開幕式であいさつ。また、大陸委員会の施恵芬副主任委員(副大臣に相当)はあいさつの中で、台湾の民間団体と中国大陸との民間交流の成果を評価すると共に、頻繁な交流は両岸の公民社会の前向きな発展をいっそうリードすると述べた。同シンポジウムで大陸委員会は、民間団体の代表に「現段階での対中国大陸政策と成果」を説明。また、教育部、経済部、文化部、内政部(いずれも省レベルに相当)移民署などの代表が両岸交流の実務と注意点について伝えた。