情報技術(IT)製品の展示即売会、2014年資訊月(ITマンス)の台北会場での催しが7日、閉幕した。
主催者の台北市コンピュータ協会(TCA)によると、最終日の入場者は延べ17万5,000人と、9日間の会期中で単日最多となり、全会期では過去最高の同95万5,000人を記録した。販売品目では多いものから順に、周辺機器、ノート型パソコン、タブレット、携帯電話で、デジタルカメラが追い上げた。今年は過去最大規模の統一地方選挙や寒波の影響があったものの、人数では例年を割ることはなかったとTCAは説明した。
出展企業のうち、華碩電脳(ASUS)は最終日午後1時、他社に先駆け、会期中の販売額が開催前目標の前年比3割増を達成したと発表した。また、聯想集団(レノボ)は同午後4時に、同じく会期中の販売額が前年比3割増加し、過去最高額を記録したと公表した。
ITマンスは台北会場の閉幕後、引き続き中部の大台中国際会展センターで12日から17日まで、南部の高雄の高雄展覧館で25日から30日まで開催される。同じく南部の台南市では、南紡世貿展覧センターで来年1月16日から21日に行われる。