2024/12/27

Taiwan Today

政治

中華民国初の国産潜水艦、2024年に完成か

2014/12/11
国防部は初の国産潜水艦を2024年にも完成させるとしている。(国防部サイトより)

国防部(日本の防衛省に相当)の高天忠次長(日本の防衛事務次官に相当)は10日、中華民国(台湾)軍は現在、国産潜水艦建造の能力を確認しているところで、最も早い場合、初の国産潜水艦は2024年に完成するとの見通しを明らかにした。中華民国が必要とする潜水艦は1500トンから2000トン級のもの。国防部では、日本の退役潜水艦を米国が購入して、台湾に転売する方式、もしくは日本から建造技術を導入する方式などを打診してきたが、検討の結果、米国の技術支援を受けながら自国で建造することが最も理想的な方式だとの結論に達したと説明。

高国防部次長によると、潜水艦は財団法人船舶及び海洋産業研究開発センターが契約と設計を進めており、同時に台湾での研究開発並びに建造の能力を確認しているところだという。海軍の蕭維民参謀長によると、契約と設計期間は2016年から2019年。高次長は、台湾国際造船株式会社を主な契約先とする計画だとしている。

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