米国連邦議会下院は10日、口頭による表決方式で、上院の第1683号「海軍艦艇移転法案(Naval Vessel Transfer Act)」を全会一致で可決した。同法案は「台湾関係法」の重要性を確認している他、「台湾関係法」に基づき、4隻のペリー級ミサイルフリゲート艦を台湾に売却する権限を米国大統領に与えるもので、中華民国外交部(日本の外務省に相当)は可決に感謝すると共に、歓迎する立場を示した。
同法案は今月4日に米上院を通過したのに続いて、10日には下院でも可決された。10日以内にオバマ米大統領が署名することで発効し、関連の立法手続きが完了する。