経済部(日本の経済産業省に相当)の鄧振中部長(大臣)は11日、台湾海峡両岸商品貿易協議(協定)における中国大陸との技術的な問題に関する交渉が15日に中国大陸の北京で開かれると述べた。
今回の交渉では、台湾側の代表は同部国際貿易局の楊珍妮局長、中国大陸側の代表は商務部台港澳司の陳星司長が主に務める。双方は液晶パネル、工作機械、自動車、石油化学の4大産業に関し、相互の市場開放の程度について話し合う。
鄧部長は、両岸間の交渉をめぐる最大の問題はブラックボックスだという声もあるが、今後は交渉のゴールラインを示さない形で、交渉前と交渉中にできる限り対外的に報告すると述べた。