行政院(内閣)環境保護署(環保署)は「空気汚染(大気汚染)防制法」に基づいて台湾南部の高雄市及び屏東県で大気汚染物質の総量管制を推進することにし、15日に、「高雄・屏東地区空気汚染物質総量管制計画」草案を策定すると明らかにした。
同計画の内容は、よりどころとなる法令、計画目標、環境負荷及び変化の趨勢、大気環境の現状及び問題の分析、大気汚染物質排出リスト及び排出の特性分析、並びに大気汚染管制戦略など。
高雄・屏東地区での大気環境は近年明らかに改善しているものの、全国その他の地区と比べた場合は依然として劣る。環境保護署は同地区における大気環境の改善を加速するため、優先的に同地区での大気汚染物質総量管制を実施する。