経済部(日本の経産省に相当)輸出加工区管理処は産業クラスターを積極的に推進すると共に、各産業パークでの重点産業を構築している。電子産業の輸出が引き続き好調な中、台湾全土の輸出加工区における今年1月から11月末までの輸出金額は4000億台湾元(約1兆5043億日本円)を突破し、過去最高を更新した。
加工区内の電子部品製造業の輸出金額は11月までで3582億台湾元(約1兆3471億日本円)に達し、前年同期比25%のプラスに。情報サービス産業も顕著に成長、11月までで前年同期比180%増の19億台湾元(約71億日本円)となっている。情報ソフトウェア産業の見通しは引き続き明るいという。
経済部輸出加工区管理処では、ハイテクの電子製品の市場が年末も好調を維持する中、輸出加工区全体の通年での輸出金額は4500億台湾元(約1兆6923億日本円)に達すると見ている。