機械用の伝動装置は、産業用機械の運転に欠かせない重要な基幹部品である。主にリニアガイド、軸受、ボールねじ、歯車などで、製造業の生産ラインでは要となる伝動装置だ。
台湾の機械用伝動装置業は、今年1~11月の輸出額が前年同期比17.0%増の390億台湾元(約1,466億日本円)に達した。主な仕向け先は中国大陸が41.5%と最大で、次いで米国が11.6%、残りはドイツ、日本、韓国がそれぞれ5%前後を占める。
今年の機械用伝動装置業の生産額は、過去最高の353億台湾元(約1,327億日本円)を超えると見込まれる。