光電科技工業協進会(PIDA)の統計によれば、台湾の液晶パネル産業の生産額は今年第3四半期、前期比3%増、前年同期比5%増の2,396億900万台湾元(約9,021億4,226万日本円)だった。今年通年では9,176億9,600万台湾元(約3兆4,551億8,050万日本円)と推計される。
来年の業界動向について、財団法人資訊工業策進会(III、トリプルアイ)産業情報研究所(MIC)は、パネルメーカーや家電ブランドは利益率の高い大型製品の販売に重点を置くとの見通しを示した。このため大型液晶テレビの需要は引き続き成長し、平均画面サイズは今年の40.2インチから来年は41.4インチに拡大すると予測される。また、40インチ以上の大型液晶テレビの出荷比率は過半数を超え、54.8%に拡大すると見込まれる。