2024/12/26

Taiwan Today

経済

台湾の景気見通し、今年は楽観的=中華経済研究院

2015/01/06
中華経済研究院が5日発表した2014年12月の「台湾製造業購買担当者指数(PMI)」は50.1で、前月から0.9ポイント上昇した。図は過去1年の台湾のPMIの推移。(中央社)

政府系シンクタンクの中華経済研究院(中経院)が5日発表した2014年12月の最新「台湾製造業購買担当者指数(PMI)」は50.1で、前月から0.9ポイント上昇した。この数値は、景気後退(50未満)の局面から景気拡大(50以上)に転じたことを意味する。中経院の呉中書院長は、企業の今後の景気見通しは楽観的であり、特に政治的な影響がなければ、今年の台湾経済は昨年よりもよいとの予測を示した。

中経院の資料によると、PMIを構成する指標5項目のうち、新規受注と生産高がともに減少から増加に転じ、雇用については引き続き拡大の局面にある。

また、6大産業を産業別に見ると、3産業は拡大局面にある。それぞれ指数が高い順に、交通産業(61.9)、食品・紡織産業(57.1)、電力・機械設備産業(50.7)という結果だった。

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