2024/12/27

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服役中の陳前総統、矯正署が治療のための保釈を許可

2015/01/06
服役中の陳水扁前総統の治療のための一時帰宅について、法務部矯正署は、1カ月の保釈を認めた。写真は長男に付き添われて台中刑務所を出発する陳前総統。(中央社)

収賄罪などで服役中の陳水扁前総統の治療のための一時帰宅について、医療鑑定チームが昨年12月30日に鑑定報告の結果を提出、陳前総統には、さらに家族とのふれ合いの機会を増やし家族のサポートをさらに強化することが必要であるため、自宅で療養すると同時にこれまでの居住環境を離れることで、はじめて現在の病状が改善するとの提言を示した。

陳前総統の過去3年の治療歴によると、刑務所以外の場所で治療することではじめて生命と健康が効果的に保障されるため、鑑定結果は一時帰宅しての治療がふさわしいと提言した。

台湾中部、台中市の台中刑務所が上記の資料に基づき一次審査を終え、その後法務部(日本の法務省に相当)矯正署の10人のメンバーから成る審査チームが今年1月5日に会議を開き、1カ月の一時帰宅による治療を承認した。

なお、今回の帰宅治療は、一時的な釈放を前提としており、病状が安定すれば再び服役する必要がある。保釈期間は服役日数に含まれない。

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