2024/12/26

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経済

地震工学研究施設着工、台湾の地震研究が次のステージへ

2015/01/07
台南市の国立成功大学帰仁キャンパスで6日、国家実験研究院(NARLabs)「国家地震工学研究センター第2実験施設建設工事」のくわ入れ式が行われた。(中央社)

行政院(内閣)の張善政副院長(副首相)は6日、台湾南部、台南市の国立成功大学帰仁キャンパスで、国家実験研究院(NARLabs)の「国家地震工学研究センター第2実験施設建設工事」のくわ入れ式を執り行った。張副院長はあいさつで、政府は13億台湾元(約47億9,528万日本円)を投じ、科技部と国家発展委員会(それぞれ日本の省レベル)、国家実験研究院、国立成功大学と手を取り合い同施設を建設、台湾のニーズに合った地震工学を専門に研究し、世界レベルの指標的機関になることを期待すると語った。

台湾は環太平洋地震帯に位置し、地震が頻繁に発生しているため、政府も地震の予知や防災および災害救助といった事業を極めて重視している。

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