第8回台湾・インド次官級経済協議が6日、台湾北部の台北市で行われた。インド側は会議中、食品や情報通信技術(ICT)、太陽電池、医療機器、工作機械といった分野で、中小企業を中心にした台湾企業とインド企業との多面的な戦略提携を期待していると表明した。台湾側は、投資によって貿易の成長が見込めるとし、引き続き協力関係の強化に取り組み、上記各分野での実質的な交流を促すとともに、これを機に台湾資本の対インド投資において、用地や行政手続きの上で支援と租税優遇措置を提供してほしいとの意向を示した。
中華民国(台湾)とインドは1995年に双方の窓口機関を相互設置し、2国間の貿易経済関係が飛躍的に改善した。2国間の貿易額は1995年の9億3,400万米ドルから、2013年には62億米ドルへと、約7倍近くに成長している。