野球の国際大会、第1回WBSCプレミア12プロフェッショナルが今年11月、中華民国(台湾)と日本の共催で行われることが確定。1次ラウンドと準々決勝は台湾北部の台北市と中部の台中市で行われ、開幕戦と準決勝以降は日本の東京ドームが試合会場となる。
WBSC(世界野球ソフトボール連盟)のリカルド・フラッカーリ会長は、同大会の成功によって、国際オリンピック委員会(IOC)に対し、「野球はアメリカ人だけのものではない」と証明し、2020年の東京オリンピックでの競技復活につなげたいと述べた。
一般社団法人日本野球機構(NPB)の熊崎勝彦コミッショナーは、台湾と日本が共催することで互いの友情をさらに深められると期待した。昨年6月に単独での開催権を獲得した台湾では、1次ラウンドと準々決勝のみ行なわれる。
出場チームには世界ランキングポイントが与えられる他、100万米ドルの賞金が贈られる。WBSCプレミア12には、WBSC世界ランキングの上位12カ国が参加する。12カ国は、日本、アメリカ、キューバ、中華民国(台湾)、オランダ、ドミニカ共和国、カナダ、韓国、プエルトリコ、ベネズエラ、イタリア、メキシコ。