与党・国民党の新たな主席に選ばれた朱立倫氏(新北市長)は、19日に行われた就任式で正式に党主席に就任し、これに伴い新たな党幹部人事が固まった。党主席事務室の主任(室長)には、台北市の前報道官、張其強氏が就く見通し。
朱主席は専任の副主席について、郝龍斌氏(前台北市長)と黄敏恵氏(前嘉義市長)を指名。秘書長は、行政院(内閣)秘書長の李四川氏が担当する。副秘書長は、立法委員(国会議員)の黄昭順氏と盧秀燕氏、党新北市支部の江政彦主任委員。大党鞭(立法院内幹事)として立法委員の頼士葆氏が政策委員会執行長(日本の国会対策委員長に相当)に就く。
上記党幹部の新人事案は、21日に行われる党中央常務委員会で承認される見通しだ。