経済部(日本の経済産業省に相当)統計処が20日発表した輸出受注統計によると、昨年通年の輸出受注額は前年比6.7%増の4,728億1,000万米ドルで、過去最高となった。情報通信(IT)製品、電子製品、機械の3産業の受注が軒並み過去最高を記録し、全体をけん引した。
昨年12月の輸出受注額は前年同月比4.5%増の442億3,000万米ドルで、単月で過去2番目に高い水準となった。
また昨年は、ハンドヘルドデバイスが半導体チップの需要を後押しし、ファウンドリーやDRAMの受注が安定的に成長、年間受注額は前年比12%増の1,186億8,000万米ドルに達した。さらに投資意欲の増大により、機械の受注が11カ月連続で成長し、年間受注額は前年比11.6%増の224億2,000万米ドルだった。