日本の講談社と台湾の智崴資訊科技(BROGENT TECHNOLOGIES)が23日、協力覚書を交わした。経済部(日本の経済産業省に相当)が開設した、台湾と日本の産業連携を推進する窓口機関、台日産業連携推進オフィス(TJPO)の後押しによるもの。
双方は日本で合弁の制作委員会を立ち上げ、講談社により日本の有名な漫画やアニメーションといった題材と知的財産を導入、智崴資訊が開発した体感シミュレーション施設と合わせ、全く新しいテーマ式体感シアターを開発し、ユーザーがまるでその作品世界にいるように感じられる最高のエンタテイメントを提供する。
講談社は日本を代表する出版グループの1つで、近年の出版作品は、映画やアニメーション、漫画、周辺商品などメディアミックスの方式で市場に提供し、世界で大きな反響を呼んでいる。
智崴資訊科技は本部を台湾南部、高雄市の高雄ソフトウェアパークに置き、主にモバイルデバイス向けソフトウェアや体感シミュレーションエンタテイメント設備の開発や設計、販売を行っている。