中華民国(台湾)における「新住民」(=外国籍及び中国大陸籍配偶者。台湾の人と結婚して台湾に移り住んだ海外籍の人)は49万人を超えており、新しい重要なエスニックグループとなっている。内政部(日本の省レベル)は28日、外国籍と中国大陸籍配偶者を対象にした生活上のニーズに関する調査結果を発表し、回答者のうち92.9%が、台湾での生活に「幸福」を感じていると明らかにした。
台湾におけるこうした「国際結婚」では、中国大陸・香港・マカオ籍の人との婚姻が67.6%を占めて最も多い。
内政部移民署は毎年、各地方自治体を補助し、海外籍配偶者が台湾での生活に適応できるよう指導するクラスを開催、「新住民」の、地元や台湾の文化と精神に対する理解を深めている。また、テレビやラジオ、インターネットメディアを通じてこれらの人たちに対するサポート並びに権益の保障に関する情報を配信している。