台湾のシンクタンク、中華経済研究院(中経院)は2日、今年1月の製造業購買担当者指数(PMI)と非製造業購買担当者指数(NMI)を発表した。NMIの発表は初。いずれも上昇しており、国内経済は全体的には上向きで、景気は安定的な拡大傾向にあると判断できる。
1月のPMIは前月に比べて3.4ポイント高い53.5ポイントとなり、2ヶ月連続で景気の拡大を示した。産業別では自動車産業の景況感が最も良かった。
PMIに続くNMIは、中経院が16ヶ月に及ぶテストを経て初めて発表。NMIは前月に比べて0.3ポイントの小幅上昇に止まったが、昨年8月以来6ヶ月連続で景気の拡大を示した。