国家の記録を永久に保存するために建設された、中華民国(台湾)初となる恒久的な国立公文書館が3日午前、正式に運用を開始した。これは台湾で初めて建設された恒久的な国立公文書館で、総床面積1,320坪を誇る。直線距離で30キロメートル余り、高さは台北市のランドマークで、世界有数の超高層ビル、台北101ビル(509.2メートル)60棟分の容量を保管することができる。
今後もさらなる国立公文書館の計画、設置を進めていく予定だ。
国立公文書館は高い基準に基づいて設計され、1平方メートル当たり1,200キログラムの重量(積載荷重)に耐えうるよう設計されている。これは一般的なオフィスビルの4倍にあたる。
耐震設計も二重に施されている。
さらに、低エネルギー建築設計を採用し、従来と比べて75%の電気節約が可能な台湾初のエコ型書庫となっている。