台湾南部の高雄軟体科技園区(高雄ソフトウェアテクノロジーパーク)は2008年には投資企業35社、投資金額42億台湾元(約155億日本円)、就業者数500人だったものが、2015年1月には入居許可を受けた企業が248社、総投資額201億台湾元(約743億日本円)へと成長。3900人分の雇用機会も生み出した。同パーク向け投資は急増、優れた実績をあげている。
加工処は、企業が「イノベーションの力量を示し、ビジネスチャンスを拡大する」のを助けるため、今年は高雄ソフトウェアパークの情報網のレベルアップ、製品発表会、商機マッチングの三項目を重点工作として推進する。
注目すべきは、かつて高雄市三多路のビジネスエリアにあった智崴資訊科技株式会社(BROGENTテクノロジー)。2001年に従業員6人のオフィスで創業した同社は今年3月、創業100年を超える日本最大の総合出版社、講談社と共同出資し、高雄ソフトウェアパークに新会社を立ち上げることになっている。