中央選挙委員会は12日に委員会議を開き、討論の末、第14代正副総統選挙と第9期立法委員（国会議員）選挙の投票を同日実施することを決定した。投票日をいつにするかについては、関連の政府機関及び行政院直轄市、県・市の選挙委員会と共に協議した上で、同委員会が正式に決定する。
中央選挙委員会が二つの選挙の同日実施を決めた理由は、まず、選挙の統合が多数の民意の期待に応えられること。同委員会はこれまでに各地域で合計3回公聴会を開いた他、同委員会のウェブサイトでも有権者の意見を募ってきた。さらに民間のリサーチ会社に委託して世論調査も行なっており、同委員会では、多数の民意が同日実施を支持していると説明した。
同委員会ではまた、同日実施とすることで社会的コストの浪費を避けられること、選挙制度の安定性と一致性を維持すべきであること、投票率を高められることを理由に挙げている。