経済部(日本の経済産業省に相当)所轄の輸出加工区は、今年1月の輸出額が前年同月比16%増の329億台湾元(約1,229億日本円)に達した。半導体の輸出が好調だったことが後押しし、1月としては過去最高を記録した。同区の輸出額は、昨年に続き今年も過去最高となることが期待できる。
同区では、集積回路(IC)パッケージング・テスティング(封止・検査)や、液晶ディスプレイ(LCD)および光学電子といった産業で必要とする部材や部品、関連機器設備を主に輸出入している。うちICの輸出が最も好調で、昨年の輸出額は前年比18%増の2,809億台湾元(約1兆493億日本円)に上った。
同区は今後も、イノベーションや高度化を進め、産業集積効果をより高め、発展に向けた潜在力の向上に努めるとしている。