台湾の高級陶磁器ブランド、法藍瓷(フランツ)のコレクションを集めた初の日本展示「秘蔵・フランツコレクション展」が24日と25日の2日間、日本のパレスホテル東京で開催されている。自然の万物をテーマにしたオリジナル作品や、国立故宮博物院、オランダのアムステルダムにあるファン・ゴッホ美術館とコラボレーションした作品などが展示されている。最も注目を集める「登峰造極」は、台湾の巨匠、陳慧坤氏が手掛けた、玉山(3,952メートル)と富士山(3,776メートル)という台日の最高峰をモチーフにした花瓶で、台日友好を象徴している。
この「登峰造極」は、2013年6月に富士山が世界文化遺産に登録されたことを祝い、フランツの陳立恒総裁から静岡県に寄贈された。