国立故宮博物院「南部院区(南部分院エリア)」の「亜洲芸術文化博物館」が今年12月28日にプレオープンすることが確定した。同日より3ヶ月間、南部分院エリアは全面的に無料で参観可能となる。
国立故宮博物院の馮明珠院長は25日、南部分院は今年10月に竣工の予定だと明らかにした。故宮博物院では南部分院オープンのため「開館十大展示会」を計画。国際展は、「日本美術之最 東京・九州国立博物館精品展」、サンフランシスコアジア美術館精品展、フランスのギメ博物館による「カンボジア芸術展」などで、開催期間は2018年に及ぶ。
故宮博物院は25日、昨年の入場者数も発表。昨年は延べ540万2325人で2013年の延べ450万678人を20%上回った。また、海外籍の入場者では中国大陸籍がトップ、次いで日本人、韓国人の順だった。