中国大陸が設置する新たな航空路、M503の発効が延期され、そのコースも西に6カイリ移されることになった。中国大陸側は今年1月、台湾と合意しないうちにM503などの新たな航空路をまもなく発効させると発表、台湾の社会はこれに強い関心を寄せることとなった。
その後、台湾海峡両岸の民用航空主管機関が二ヶ月あまりにわたって意思疎通を行なった結果、双方は、M503の発効を当初中国大陸側が発表していた3月5日から延期すること、M503を西側へ移動させること、Wで始まる三本の新航空路(W121、W122、W123)を実施しないことを確認した。正式な発効時期について中国大陸側は台湾と話し合って確認することに。
台湾海峡の中間ラインに沿って設置されたM503航空路は、最も近いところで中間ラインまで4.2カイリしかなかったが、中国大陸側は2日、これを西側に6カイリずらすことに同意した。