日本の千葉県にある幕張メッセで3日、国際食品・飲料見本市、「フーデックスジャパン2015」が開幕した。経済部(日本の経済産業省に相当)国際貿易局が主催する中華民国のナショナル・パビリオンである「台湾パビリオン」も出展、83カ国の出展国のうち、4番目の規模となっている。
台湾パビリオンは同日午前10時に開幕式を行った。主催の経済局国際貿易局から出席した陳永章主任秘書はあいさつで、台日の貿易経済関係は密接であり、両者が役割分担や相互補完できる部分が数多くあると指摘、日本が台湾の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)参加について支持を表明していることに対し謝意を述べた。
初日の3日は数多くのバイヤーが台湾パビリオンを訪れ、調達などについて商談を行った。うち、初出展の慶全農産行および台中市沙鹿区果菜運銷合作社の2社は、午前の早いうちから東京や大阪など多くの流通業者と商談、台湾パビリオンの人気がうかがえる。