台湾で学ぶ日本の学生が組織する「謝謝台湾活動実行委員会」は8日、台湾北部、新北市淡水区の芸術工房前広場で、東日本大震災の被災地に対する台湾からの思いやりに感謝の気持ちを伝える、折鶴や浴衣体験などのイベント「謝謝台湾!日台・心の絆」を開催した。このイベントは東日本大震災の翌年の2012年3月に始まり、今年で連続4年目となった。
謝謝台湾活動実行委員会の石黒亜実さんは、紙の折鶴は日本で「希望」を意味するもので、イベント会場では訪れた人々に折鶴を折ってメッセージを書いてもらい、これを集めて大きな帆布に貼り付け、被災地に送ると説明した。