日本政府は11日、ちょうど4年前の2011年3月11日に東日本大震災が発生した午後2時46分、東京都千代田区の国立劇場で4周年の追悼式を執り行った。日本の天皇皇后両陛下や、安倍晋三首相らが会場で黙とうをささげた。中華民国(台湾)の駐日大使に当たる沈斯淳代表も招待を受け出席、犠牲者に黙とうをささげた。
台湾では、台湾日本人会と台北市日本工商会が、北部の台北市で追悼会を行い、日本の対台湾窓口機関、公益財団法人交流協会の沼田幹夫代表(日本の駐中華民国大使に相当)は、台湾は日本の重要なパートナーであり、今後も引き続き台日関係を強化していきたいと述べた。
東日本大震災では、岩手、宮城、福島の太平洋沿岸3県が津波による大きな被害を受け、未曾有の自然災害により2万人を超える死者と行方不明者を出した。