交通部観光局(日本の観光庁に相当)は観光分野の台湾海峡両岸窓口機関、台湾の「台湾海峡両岸観光旅遊協会(台旅会)」と中国大陸の「海峡両岸旅遊交流協会(海旅会)」による数度にわたる交渉での合意に基づき、さらに中国大陸の海口(海南省)やフフホト(内モンゴル自治区)など11都市について、その住民に台湾での個人旅行を開放することで双方が同意した。今回が5度目の開放で、4月15日から受け入れを開始する。これで、住民が台湾に個人旅行できる中国大陸の都市は47都市となった。
中国大陸の住民による台湾での個人旅行は、2011年6月の受け入れ開始から今年2月までに、すでに延べ219万9,000人を超え、昨年は延べ118万6,000人超と100万人を初めて突破した。
観光局は今後も、同局が中国大陸に構える駐北京、上海事務所を通じ、台湾での個人旅行ができる中国大陸の都市住民に向けたPRを積極的に行い、特に中国大陸のビジネスパーソンや学生を台湾訪問に呼び込む狙いだ。