2024/12/27

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外交

馬英九総統、ハイチのブリュテュス外相と会見

2015/03/20
馬英九総統(右)は19日、ハイチ共和国のブリュテュス外相(左)と会見、双方は固い友好関係を確認した。(中央社)

馬英九総統は19日午後、ハイチ共和国のデュリー・ブリュテュス(Pierre-Duly Brutus)外相らによる訪問団と会見した。馬総統はあいさつの中で、ブリュテュス外相はハイチの下院議長及び議員を歴任、昨年外相に就任すると4月には同国のミシェル・ジョゼフ・マルテリー(Michel J. Martelly)大統領に同行して中華民国(台湾)を訪問したと紹介。一方、自身が訪問団を率いて2013年8月にハイチを訪れたことにも触れ、中華民国の国家元首が同国を訪問するのは国交樹立50年あまりで初めてだったと述べた。

二国間の協力計画について馬総統は、中華民国がサポートしている「ハイチ国道2号線第1区間12キロメートルの整備工事計画」は今年7月末に完成する他、農業と食糧生産の部分では、昨年両国が調印した「ハイチにおける稲の生産能力強化計画」により、ハイチにおける良質な稲の種子の供給率を現在の14%から45%に引き上げられると説明した。

馬総統は、中華民国とハイチは国交樹立して60年間、固い友好関係を保っており、ブリュテュス外相は国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)の事務局に宛てた書簡で、中華民国がオブザーバーとしてUNFCCC締約国会議(COP)に参加することを支持する立場を伝えていると指摘、中華民国政府と国民はみな感謝していると述べた。

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