2024/12/27

Taiwan Today

外交

中華民国、シンガポールのリー・クアンユー元首相死去に弔意

2015/03/23
2011年3月、馬英九総統(左)はプライベートで来台したリー・クアンユー氏(右)と対面。リー氏は、馬総統の対中国大陸政策と地域の平和に対する貢献を賞賛したという。(総統府提供、中央社)

「シンガポールを建国した首相」のリー・クアンユー元首相が23日に死去した。91歳だった。馬英九総統と毛治国行政院長(首相)はそれぞれ、シンガポールのトニー・タン大統領とリー・シェンロン首相に書簡を送り、心からの哀悼と慰問の意を伝えた。

リー・クアンユー氏は中華民国(台湾)を数度にわたって訪問している。故・蒋経国元総統との友情、並びに中華民国との関係発展のための様々な知恵によって両国の長期的な交流の基礎を築き、さらには双方の人々の政治、経済、文化など各方面での密接なパートナーシップを発展させた。

1993年4月、台湾の対中国大陸窓口機関・海峡交流基金会の辜振甫董事長(会長=当時)と、中国大陸の対台湾窓口機関・海峡両岸関係協会の汪道涵会長(当時)はシンガポールで初めて会談を行なった。リー・クアンユー氏はこの歴史的な会談実現を後押しした重要なキーマンだった。

総統府は、突然の訃報に接し、中華民国政府と国民はリー・クアンユー氏が中華民国とシンガポールの関係、並びに台湾海峡両岸の平和の促進に果たした貢献を永遠に忘れず、感謝すると述べた。

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