台湾中部、南投県の景勝地、日月潭の日月潭国家風景区管理処と桃米休閒農業区推展協会は間もなくホタルの観賞シーズンを迎えるのに合わせ、26日からホタルが生息する草湳湿地のクリーン活動「ホタルのために美しいふるさとを」を行う。よりきれいな自然の生態を保護するため、地元の住民や事業者、大学生などが総動員で、周辺の環境を一新すべくクリーン活動に取り組む。草湳湿地では4月3日から5月17日までホタル観賞イベントを行い、多くの人が訪れると期待されている。
この湿地は2ヘクタールにも及び、中部では最もよく知られたホタル観賞の聖地となっている。カエルやタニシなど水辺の豊かな生態がみられ、毎年3~4月のホタルのシーズンを迎えると、1日当たり数千人の旅客がホタル観賞に訪れ、地元の観光業に大きな収益をもたらしている。