2024/12/26

Taiwan Today

経済

「故郷の本に出合わせてくれてありがとう」外国人労働者が感謝

2015/03/30
東南アジアをテーマにした書店「燦爛時光」では、「本の貸し出しも書き込みもできる図書館」として、外国人出稼ぎ労働者や新移民がふるさとの本を読めるようにしている。写真は桃園市の図書館でふるさとの本を楽しむ新移民の母と子。(中央社)

「ありがとう。これらの本で魂が勇気付けられました」―あるインドネシア出身の家事労働者からのメッセージに、東南アジアをテーマにした書店「燦爛時光」の店主、張正さんは感動し、この書店を24時間営業とし、より多くの外国人出稼ぎ労働者や新移民(外国籍の配偶者、中国大陸出身者も含む)、そして台湾の人々が、より自在に本を読んだり借りたりすることができるよう計画した。

張さんはこの計画「望見書間」を発起するとともに、書籍の寄付を募集し、東南アジアに行った際には現地の本を持ち帰ってもらうよう広く呼びかけた。

張さんは書店を無休で無人で開放し、「本の貸し出しも書き込みもできる図書館」として「定価で借りられ(買え)、返却すれば返金」とした。これにより貸しても返却されないという心配もなく、また読者に本への書き込みも歓迎している。

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