台湾南部・台南市での台南国際らん展が年々規模を拡大するに伴い、同市でのらん産業は近年注目を浴びる文化クリエイティブ産業と次々と結合、純粋ならんの栽培から民生用品へと変身している。同市にある国立成功大学と台南市茶芸促進会は共同で「2015年春日茶会・茶文化嘉年華(春の茶会・茶文化カーニバル)」を開催、会場では高品質な茶、茶製品の他、らんの花を利用したスキンケア商品や抱き枕、さらにはらんと結びついた、人気の文化クリエイティブ商品が数多く紹介されている。
台南市茶芸促進会の曽志成理事長によると、今年は茶の愛好家たちの参与を広げるため、成功大学らん研究センターと初めてタイアップ、3日から5日まで台南文化センター前の広場で、「茗白・蘭開口」の春の茶会を開催するということ。