日本の安倍晋三首相の実弟の岸信夫衆議院議員がこのほど来台。岸氏は1日、台湾がまもなく実施する、日本の食品に対する輸入規制の強化措置を取り消すよう希望、この立場は今回の訪台ですでに馬英九総統にも伝えたとしている。
2011年に日本で起きた東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故の影響で、台湾は食の安全をまもるため、日本の食品への規制を強化、福島県、栃木県、茨城県、千葉県、群馬県など放射線漏れ事故の影響を受ける恐れのある5県で生産される食品の輸入を停止している。そしてさらに今月15日からは、これら5県以外の食品に対して産地証明の添付を義務付けると共に、特定の地域で生産される茶葉、乳幼児向け食品、乳製品、水産物などについても放射線検査結果の証明書の添付を義務付ける。