2024/12/27

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衛星フォルモサ5号に100%台湾製の光学リモートセンシング搭載

2015/05/13
国研院国家宇宙センターは12日、100%台湾で製造した光学リモートセンシング装置を、地球観測衛星「フォルモサ5号」に搭載したと発表した。(国家実験研究院国家宇宙センターニュースリリースより)
財団法人国家実験研究院(国研院)国家宇宙センター(NSPO)は12日、100%台湾で製造した光学リモートセンシング装置を、地球観測衛星「FORMOSAT-5(フォルモサ5号)」に搭載したと発表した。衛星は来年第1四半期にも発射され、光検出の任務を開始する。 フォルモサ5号の「VIP」ともいえる最も重要な搭載機器は2つ。「太空魔方(宇宙キューブ)」の愛称を持つ、宇宙用観測機器「先端電離層測定プローブ(AIP、Advanced Ionospheric Probe)」と、このCMOSイメージセンサー。 世界では従来、衛星の光検出に使われてきたのはCCDイメージセンサーだが、輸出制限品リストに含まれているため、NSPOは台湾の半導体産業を活用し、世界初のCMOSを用いた宇宙リモートセンシング装置として線形CMOSセンサーを開発、省エネルギーでシステム統合が容易という強みを持つ。

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