市場調査機関ICインサイトが発表した第1四半期の世界半導体売上高統計によると、ファウンドリー大手の台湾積体電路製造(TSMC)が引き続き3位となった。聯発科技(メディアテック)は昨年の12位から10位に前進した。このほか上位20位にランクインした台湾メーカーは、聯華電子(UMC)が20位だった。
この調査によれば、第1四半期の世界半導体企業上位20社の生産額は全体で、前年比9%増の642億1,800万米ドルだった。
また、上位20社のうち、米国が7社と圧倒的に多く、次いで日本が4社、台湾が3社だった。
注目すべきは、上位20社のうち6社が、第1四半期の売上高成長率で2桁成長を達成。うちTSMCが最大の伸び率で前年同期比44%増だった。