台湾北部の新北市が25日、「新北市昴揚(高揚)計画」を始動、アセアン(東南アジア諸国連合)諸国の経済成長力に着目し、「新住民」第二世代の競争力向上に努めると共に、「新住民」にとってのフレンドリーな都市を目指す。「新住民」とは、台湾の人と結婚して台湾に移り住んだ外国籍及び中国大陸籍の配偶者のこと。
新北市の朱立倫市長は、「新住民」は台湾にとって最も重要な「資産」だとした上で、同市は9万4000人あまりの「新住民」を擁し、「新住民」人口の最も多い自治体だと強調、第二世代(子女)も含めれば13万人を超えると説明した。
「昴揚計画」は人材育成計画で、「新住民」第二世代の国際的視野を広げることを目標にしている。