家電大手の大同(TATUNG)は27日から日本の東京で開かれている電気設備の見本市「JECA FAIR 2015―第63回電設工業展」に出展。工業用モーターやワイヤー・ケーブル、モーターなどのスマート省エネルギー電気設備製品を展示し、さらに新製品「大同スマートモールド変圧器」を発表した。
このスマートモールド変圧器は、大同が自社開発したスマート分光分析装置と組み合わせると、変圧器が自ら放電現象を診断する能力を持つようになり、内蔵された遠隔通信モジュールで24時間オンラインモニタリングができ、リアルタイムで遠隔にある制御室にデータを送る。
また、同社の太陽光発電システム用低損耗変圧器は、最新の省エネ基準、トップランナー変圧器第二次判断基準を満たすとともに、低損耗という長所があり、省エネルギー、省電力コストを実現できる。さらに、台湾でシェアトップの大同炉用変圧器は顧客のニーズに応じてカスタマイズできるサービスを提供し、今後も日本市場への出荷を続けるとしている。