工業技術研究院(ITRI、工研院)は、軽量薄型化した有機EL(OLED)を光源とする照明の電源ソリューション「無線充電OLED照明」を開発した。タイルのように薄いOLED照明で、面倒な配線の必要なく、どこでも点灯させることができる。
工研院は新型無線充電モジュールを通じ、OLED照明をインテリアデザインと組み合わせ、従来型の照明の枠組みを打ち破った。思いのままに配置でき、配線の必要がないため、インテリアデザインにおいてより自由にアイディアを発揮することができる。
工研院電子・光電研究所の劉軍廷所長によれば、OLEDは平面の光源であり、光線はやさしく、人間が肉眼で直視しても目がくらむこともないため、室内照明に適している。また、OLED照明製品はまず、インテリアとしての照明市場での応用が進むと予測した。