台湾南部・台南市の頼清徳市長は4日、台南空港では今年10月28日から毎週水曜日と土曜日に、日本の関西国際空港とを結ぶ定期直行便が運航されると宣言した。この日を「歴史的な日」とする頼台南市長によると、関西国際空港との路線はチャイナエアライン(中華航空)にとって台南空港を利用する二本目の航空路線で、台南市の未来の発展に大きく寄与するという。チャイナエアラインは現在、台南空港と香港国際空港を結ぶ路線を運航している。
新たな路線は、台南市と日本との経済及び貿易、観光旅行、並びに双方の人々の心の交流を促進する。現在、台南市に投資している日本企業は80社あまりで、台南市と旧台南県の合併前から20社あまり増えた。また、旅行者数の面では、台湾を訪れる日本人旅行者年間延べ163万人のうち延べ19万人が台南市を訪れているという。