2024/12/27

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馬英九総統が「海安八号演習」を指揮

2015/06/08
行政院海岸巡防署の艦艇と内政部空中勤務総隊のヘリコプターは6日、高雄外海での「海安八号演習」に参加した。(行政院海岸巡防署提供、中央社)

馬英九総統は6日午前、台湾南部・高雄港の新浜埠頭及び高雄外海において行われた「海安八号演習」を指揮した。同演習は行政院(内閣)海岸巡防署が2年に一度実施している重要な演習訓練活動で、今回の「海安八号演習」では新たに建造された3000トン級の巡視船2隻の就役式典も行なわれた。また、実際の兵士が参加しての演習場所を初めて湾内から外海へと移した。

新たに就役した3000トン級の「高雄艦」と「宜蘭艦」は、中華民国(台湾)において現時点で最大、最新設備で最も高い性能を誇る巡視船。最高速度は24ノット、航続距離は1万カイリに及ぶ。また、すべて中華民国が設計、建造しており、「国艦国造(自国の艦艇は自国で建造する)」政策を具体的に実践している他、政府が主権を主張し、漁業権を守るために大きな効果が期待されている。

海岸巡防署の擁する艦艇の総トン数は来年3万4435トンに達する予定で、2008年と比べて70%、1万5000トン以上増えることになる。増加分のうち11隻は1000トン以上の大規模な船舶となっている。

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