労働部(日本の厚労省に類似)は外国人労働者の雇用申請をインターネット上で可能にする計画を進めている。年内にまず、専門職の「ホワイトカラー」の部分をスタートさせる予定で、三段階に分け、早ければ9月にも専門的、技術的な人員、並びに華僑や外国人の学生の部分を実施する。特定の技能や経験を必要としない分野で働く非熟練労働者の「ブルーカラー」の部分は来年1月1日に試験的に始める予定で、業種を問わず、「ブルーカラー」の外国人労働者についてもインターネット上で必要な手続きを行なえるようにする。これにより、雇用者27万人(社)あまりが恩恵を受けるとみられている。
インターネットを通じての、「ホワイトカラー」の外国人労働者の雇用申請は三段階に分けて実施する。第一段階は専門的、技術的な仕事に就く人員、並びに華僑や外国人学生の労働許可申請。第二段階は、華僑もしくは外国人の台湾向け投資の増加で必要な外国籍管理職、及び契約労働許可申請。第三段階は、予備校、スポーツ、芸能などでの専門分野における外国人の雇用申請。
人数が最も多い「ブルーカラー」の外国人労働者労働許可は、来年の年初に試験的に実施する予定。産業類(製造業、建設業、漁業などの現場で働く人たち)及び家庭類(ホームヘルパーや家政婦など)の全ての外国人労働者について、インターネットを通じての雇用申請を可能にする。また、これら外国人労働者の失踪や出国などの報告も行なえる。