台北駐日経済文化代表処(中華民国大使館に相当)台湾文化センターが12日、日本の東京(虎ノ門)で開幕式を行なった。日本の対台湾窓口機関・公益財団法人交流協会の大橋光夫会長、日本の超党派議員連盟・日華議員懇談会の平沼赳夫会長、森美術館の南條史生館長、女優の田中千絵さん、囲碁棋士の林海峯さん、著名な建築家の伊東豊雄さんら200人あまりのゲストが集い、同センターのオープンを祝った。
文化部(日本の文科省に類似)の洪孟啓部長(大臣)は、今年で設立から満5年となった、台北駐日経済文化代表処台北文化センターが新居に移り、より力強いエネルギーで台湾と日本の分野を越えた交流とパートナーシップを推進し、台湾文化のソフトパワーを広めていけるよう願った。台北文化センターは転居するにあたり、「台湾文化センター」に改名している。
交流協会の大橋会長は、台湾文化は多元的で、同センターは日台文化交流の新たなプラットフォームになるとして、同センターが台湾文化の魅力を積極的に紹介していくことに期待した。
台湾文化センターではオープン後の13日から6日間、「台湾(文化)ウィーク」を開催。同センターは今後、「小さいながらも美しい文化スペース」として、両国の重要な交流の場となり、写真や映像、伝統的なお芝居、文学など、台湾の特色あるソフトパワーで、日本の人々の心の扉を開くカギとなることを目指す。台湾文化センターの公式ウェブサイトは、http://jp.taiwan.culture.tw 。