文化部(日本の省レベル)はインターネット上のプラットフォーム、「台湾文化工具箱(台湾カルチャーツールキット)」の「文学工具箱(文学ツールキット)」を構築し、中国語と英語の2言語対照で、国内外に向け16のテーマに分けた台湾文学史の歩みや台湾文学の多様な姿を紹介している。世界の人々に向け、台湾文学に触れる重要なプラットフォームとなることが期待される。
このサイトでは、国内外の人々が中国語と英語のインターフェースを通じて、優れた文学作品160点の内容に触れられるとともに、作家の簡単な伝記では台湾文学の作家150人余の人生と作風について理解を深めることができる。また、学術研究の成果も列記され、原著、翻訳書の情報や映画化、舞台化された作品の鑑賞情報などで、台湾文学の歴史の奥深さと幅広さを一望でき、台湾文学の全体的な流れと概要の輪郭を描いたものと見なすことができる。
文化部は、このサイトの公開と利用が、国際社会に向けた台湾文学の発信につながり、新たなエネルギーをもたらすことを信じていると表明している。文学工具箱のURLはhttp://toolkit-tl.culture.tw。